広島の呉に軍艦巡りと、原爆ドーム、平和記念公園へ
一泊旅行に行ってきました。
夫が潜水艦を見たいという事で、今回は呉の軍艦巡りです。
先日、舞鶴の軍艦を見に行きましたが
呉には、潜水艦もあり、見どころ満載でした。
呉まで行くならば、原爆ドーム、平和記念公園に行きたいと私の希望で広島にも行ってきましたよ。
ロシアとウクライナの戦争のニュースを毎日見ている中で、今回の旅行は、戦争を身近に感じるとともに、戦争がもたらす残酷さ悲惨さを改めて知り心が重くなりました。
原子爆弾が人類史上初めて広島に投下され、大量破壊、大量殺りくが瞬時に、かつ無差別に引き起こされ、その後も長期間にわたり人々を苦しめる事になった事。
日本人だけではなく、世界の方たちにも、もっと知ってもらいたいと思いました。
呉 艦船めぐり
当日、9時半頃に到着しましたが、大和ミュージアムの前に長蛇の列!
そんなに人気なのかと、ビビりましたが
この日は、「艦隊これくしょん」というアニメと呉のコラボのイベントに日だったらしく、その方たちの列でした。
良かった。
早速、一番の目的の呉湾艦船めぐりの申し込みに行きました。
事前予約もできるみたいですが、色々便があってよくわからなかったので
現地の係の方に聞いてみると、チケット売り場を案内してくれました。
湾艦船めぐり
大人1500円 小人500円
乗船時間:35分


とにかく大きい。近くで見ると余計に圧巻です。
ミサイルとかありますが、使う事が無いように祈ります。
色々丁寧な説明を聞いたはずなんですけどね・・もう覚えてないです(笑)

こちらは潜水艦です。
軍艦は船ですから、乗船するイメージはできますが
潜水艦って、イメージできますか?
大和ミュージアム
艦船巡りの後、大和ミュージアムに行きました。
途中にこんなかわいいポストがありましたよ♪


大和ミュージアム
常設展観覧料
一般(大学生以上)500円
高校生 300円
小・中学生 200年
未就学児は無料
(呉市にお住まいの方で条件を満たせば免除になるみたいです。)
宇宙戦艦ヤマトを知らない方はいらっしゃらないでしょう。
そのヤマトのモデルとなったのがこの「戦艦大和」です。
実物の1/10のサイズで、忠実に作られているそうですよ。

実物は海に浮いているので、実際には見る事はできない部分も、全方向から見ることができて、感動でした。
船の下のスクリュー部分を近くで見れます。金色の部分です。

3階からみた大和です。
飛行機から大和を見た状況を再現しているそうですよ。
てつのくじら館(海上自衛隊呉資料館)
入場料:無料
これが無料だなんて、驚きです!!

このくじらの形の建物が「てつのくじら館」です。
ゆうしお型潜水艦「あきしお」としてさまざまな任務を遂行し
平成16年に除籍。18年に呉資料館に展示されました。
艦内は、艦長室や士官室など艦内施設の一部が当時のまま保存され、潜水中の環境や生活を模擬体験できるほか、潜水艦の構造を実際見て、体感することができる資料館です。
潜水艦の内部の実物を見れたのが一番感動しましたが
写真撮影は禁止だったので、とても残念です。
でも、潜水艦のカメラで外の景色を見る事ができましたよ。
船と水面が揺れるのが見えました。
このドキドキは一生忘れません!
ところで、海軍のその後をご存知ですか?
第二次世界大戦後、日本は非軍事化され、大日本帝国海軍も解体されました。
その後、海軍省軍務局となり、その中に掃海部が設置されました。
第二次世界大戦中、アメリカ軍により日本近海に大量に敷設された機雷は、終戦を迎えても、無力化されることなく漂い続けていました。
掃海部隊は、戦後復興の第一歩として、艦艇や民間船舶が安全に航行するための、
航路を確保する重要な任務を任される事になりました。
多くの犠牲を伴いながらも機雷を処分し、日本の海運を支えてきました。
実物の展示物がありました。
これはフロート(浮き)です。
機雷を処分した際に被害を受けて、下の部分に凹みがある物もありました。


機雷は、現在もまだ残っているそうです。
最近、地震が多いので、気になりますね。
そんな危険な仕事をしてくださってる掃海部隊の方に感謝です。
その後、ランチにお好み焼きをいただきました。
かなりのボリュームで、本当に美味しかったです。また食べたいです!

広島 原爆ドーム 平和記念公園
テレビで何度も見て、知ってはいます、原爆ドーム。
実際、実物を目の前にすると、心が痛みます。
作りもしっかりして、立派だったであろう建物がこんな無残な状態になるなんて。


原爆ドームからすぐ近くに、広島平和記念公園と広島平和記念資料館がありました。
オバマ元大統領が来られた時の光景を思い出します。
平和記念資料館にも入りました。
もう言葉がでないです。
なんの罪もない人たちが、どれほどの苦しみを味わったのか。
どれほどの痛みや悔しさの中、命を落としたのか。
その当時の服や持ち物、写真、一人一人の状況、残された家族についての詳細も展示されていました。
誰の物かわからないであろうほどの、骸骨の山の写真もありました。
戦争の恐ろしさ、やるせなさで胸がいっぱいになりました。
戦いたいのなら、その人たちだけで戦えばいい。
なぜ、なんの罪もない人まで巻き込むのか。
ウクライナとロシアの戦争を見て、日本も核兵器を持つべきだという方もいます。
言わんとする事はわかりますが。
実際、戦争したくないから、核兵器を持つという考えが先行し、核兵器を持つ国はますます増えて行ってるそうです。
恐ろしいです。
ちっぽけな個人の私には、どうする事もできませんが
ただただ、亡くなられた方が安らかに眠れますように
これ以上、犠牲者が出ませんように、祈るばかりです。

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