東福寺はご存知ですか?
そうです!紅葉ではかなり有名ですよね。
私が京都に来た頃は、穴場だったのに、あっという間に紅葉の名所になってしまいました。
紅葉のシーズンは、駅から東福寺まですごい行列です。
通天橋・開山堂には、何度か行きましたが、混雑がひどく、ゆっくり見れなくて残念でした。
でも、それだけ人が見に来る程、美しいのは確かです!
以前、テレビで中継されている時に、たまたま出くわしたんですが、クレーン車にカメラをつけて高い所から撮影されてました。
一番よく映えるところを撮影していたんでしょうね。
現地に行っても見る事のできない場所からの景色なので、テレビの方がいいかもしれません(笑)
そんな東福寺ですが、最近は、新緑でも注目されているのです!
心穏やかになる緑。
いいですね。
今回は中には入りませんでしたが十分緑を満喫しました。
東福寺とは
臨済宗東福寺派大本山である東福寺。
建物は大きく優雅なたたずまいです。
藤原氏の氏寺である法性寺の地に、1236年、摂政の九条道家が15メートルもの大きな釈迦像を建立するため創建されました。
東福寺の名前は、奈良の東大寺と興福寺から1文字ずつ取って名付けられたものです。
相次く火災で大部分が消失しましたが、前関白一条経道の手によって20余年をかけ再興され、
豊臣秀吉や徳川家康などの保護を受け、京都最大の禅苑として明治まで至りますが、1881年の火災で釈迦像は再び焼失。
左手部分のみがその時の火災から救出され、現在も残っています。
現存する本堂や方丈などは、昭和に完成されたものになります。
紅葉だけでなく、国宝や重要文化財が多く、見どころはたくさんあります。


東福寺 三門
現存する禅寺の三門としては日本最古のものになります。
この三門は1425年、室町幕府4代将軍である足利義持が再建したものです。
明治30年に国宝に認定されました。


あまり知られていませんが、三門前(南側)に池があり、7月頃には蓮の花が咲きますよ。
真ん中に橋があり、大変風情があります。
今はこんな感じですが、想像してくださいね(笑)
東福寺 禅堂
室町時代(1347年)に再建されたもので、南北約42メートル、東西約22メートルもあり日本最大の大きさです。
僧侶になるための修行道場であり、かつては400人以上の僧が修行を行ったそうです。
明治31年に重要文化財に指定されています。

新緑と紅葉の比較
新緑の東福寺は初めてです。
青々して、すがすがしい気持ちになりますね。
2017年に紅葉を見に行った時の写真がありましたので、比較してみましょう!
こんなに感じが違うもんなんですね。面白いですね。


今回入りませんでしたが、東福寺本坊庭園もありますよ。
東西南北の四つの庭園には、「蓬莱(ほうらい)」「方丈」「瀛洲(えいじゅう)「壷梁(こりょう)」
「八海」「五山」「井田市松(せいでんいちまつ)」「北斗七星」の八つが表現されおり、
東福寺の方丈庭園は「八相の庭」とも呼ばれているそうです。

アクセス、拝観時間、拝観料
アクセス
京阪 東福寺 より徒歩10分
JR奈良線 東福寺 より徒歩10分
(京阪とJRの乗り換え駅となるため同じ場所です)
車でお越しの場合は
名神高速京都南ICより約4㎞
名神高速京都東ICより約7㎞
阪神高速8号京都線ICより約1㎞
※駐車場はありますが、紅葉シーズン(10/25~12/10)は閉鎖されますのでご注意ください。
拝観時間
4月~10月末まで 9:00~16:00
4月~10月末まで 8:30~16:00
12月第1月曜~3月末 9:00~15:30
拝観料
※通常期(秋季期間以外)
通天橋・開山堂 大人:600円 小人:300円
東福寺本坊庭園(方丈)大人:500円 小人:300円
共通拝観券 大人:1000円 小人:500円
※秋季期間
通天橋・開山堂 大人:1000円 小人:300円
東福寺本坊庭園(方丈)大人:500円 小人:300円
共通拝観券は、ありません。
行く前に知っておきたい事
紅葉シーズンだけでなく、是非、新緑も見てほしいです。
秋以外のシーズンなら、拝観料が東福寺本坊庭園の方丈八相庭園もセットでお得ですよ。
7月頃には三門前の蓮が咲きますよ。
映えるスポットになると思います。
まだ、穴場だと思いますので、是非♪

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