5/18(水)日本テレビの放送の「The Dance Day」ご覧になりましたか?
優勝賞金1000万! プロ・アマ不問 ただ楽しませた人の勝ちをテーマにしたダンスの祭典です。
私はダンスが大好きです。見るのも踊るのも(*゚▽゚*)
ゆっくり見たいので、録画してまして、昨夜、一人でゆっくり見ました。
この番組は、ダンスの枠組みがなく、さまざまなジャンルのダンスチームが出演し、ただ楽しませてくれたチームが勝ちというわかりやすい番組です。
世界大会とかにもでているプロの方たちのダンスも見れるなんて、本当、すごい番組だと思いました。
社交ダンスとか、指だけの表現でのパフォーマンスとか、ダンスというよりエンターテイメントもあり。
全国を勝ち抜いて出場されているので当然かもしれませんが、もはや、プロアマ、どちらか分からないほどの技術レベルで、それはそれは素晴らしかったです。
凄すぎて、感動冷めやらず、2回観ましたよ
ヽ(*´∀`)ノ
優勝は「KUROKO」
まずは、優勝しましたチーム
チーム名:KUROKO
一人の男性と4人のクロコの5人グループです。
一人の男性の動きにそって、クロコたちが、物で空間を動かします。
クロコとは、歌舞伎で、俳優の演技や舞台進行の介添えをする人が着る黒い衣装を着た方たちの事です。本当にそのままの黒子の衣装でした。
1作目のテーマは「 引っ越し」
男性が引っ越しをする様子を、クロコが段ボールの動きでを空間を動かしていきます。
CGの様な動きでクロコが物を動かして表し、男性の動きとリンクしていく。不思議な空間でした。
2作目のテーマは「サラリーマン」
会社で仕事に追われる様子を、デスクや電話や、書類をCGの様に空間を使って、クロコが動かしていきます。
ダンスと言うより新しいエンターテイメントです。 ステージ全体の空間を違空間にしてしまう。
え?ここからどうなるんやろ?という、わくわくさせる サプライズ感あふれるショーでした。
その男性がリーダーで名前は、「GENDAI」
アニメーションダンサーで、アポロシアターの年間王者だそうですよ。
私が良かったと思うチーム
本当、どのチームもすごくて、甲乙つけがたいのですが、特に良かったと思うチームをご紹介したいと思います。
★チーム名:青春応援団 我無沙羅(ガムシャラ)
皆さんご存知の学ランでの応援団です。皆さんダンサーではないそうです。
学ランで頭にはハチマキ、白い手袋をして、20名位でしょうか。全力で応援してくれました。
ダンスとはいいにくいですが、手の高さ、動かし方や止め、シンクロ率がピタッと揃っていてとてもキレイでした。
初めと途中で、応援団らしく、歌詞を全力で叫んで応援してくれます。これがね、心にグッと刺さるんです。
圧倒的なユニゾン力で、それでもって、一人一人のメッセージもちゃんと表現できている所もあり、私は1番、このチームが好きでした。
2作とも、全力での応援が私の心に刺さり、勝手に涙がでてきました(T_T)
1作目の曲は「 できっこないことをやらなくちゃ」
2作目の曲は「田園」
しっかり曲も応援歌ですね。
★チーム名:Kfam (京都)
京都にこんなすごいチームがいたなんて驚きと感動です。
監督は、KAORIaliveさんという方で、宝塚の振り付けや、日本オリンピック委員会の強化スタッフ就任されていたりと、すごい方なんだそうです。
表現力はピカイチでした。シンクロコンテンポラリーというダンスになるそうです。
わかりやすくいえば創作ダンスでしょうか。メンバーは20名位で、全員でテーマを表現するダンスです。
1作目のテーマは「 人類の叫び 世界で起こっている理不尽な事への怒り悲しみ、そして 平和への祈り」
全員、全身黒のドレス、黒のツバ広帽の姿で怒り悲しみの表現のダンスから始まりました。
そのまま世界に引き込まれ、ゾッとするほど、怖かったです。
理不尽な事に対する怒り悲しみが伝わってきて、自分たちではどうにもできないのだけれど、平和を願いたいと、いたたまれないほどの感情が伝わってきました。
YOSIKIさんは、コメントを求められ、涙で言葉が詰まっておられました。
もちろん、私は号泣です(笑)
2作目のテーマは「コロナ」コロナ収束に向けての祈り 少女と妖精たちのダンスでした。
あまりに1作目がインパクトがありすぎましたが、ダンスは素晴らしかったです。
他にも本当にすごい方がいっぱいでした。
もし、ご興味があられる方はこの方たちを検索してみてくださいね。
★源元(GENGEN) 指だけのダンスです。地味ですが、すごいんです。
★アバンギャルディ バブリーダンスを生み出したakaneさん率いるチームです。
★Sota & Anri 社交ダンスでは世界レベルです。
★パワーパフボーイズ 男性3人のチームです。動きがコミカルでつい笑ってしまいました。
あぁ全部紹介したいですが、これくらいにしときます(笑)
司会者も、ゲストも、審査員も良かったです。
MCをされていたのは、井上芳雄さん。進行はアナウンサーの水卜麻美さんでした。
井上さんは、 最近テレビでお見かけするようになりました。
どんな方かは存じ上げなかったので、突然こんな大舞台のMCなんて大丈夫なんだろうかと勝手に心配していましたが、とんでもなかったです(笑)
初めから堂々としていて、少しイレギュラーな事が起こっても、動揺することもなく、 落ち着いてフォローもされており、すごいヒトだなと思いました。
実は、井上さんは、ミュージカル界のプリンスで、すごい実力の持ち主だそうですよ。大舞台には慣れていらっしゃるんですね。
ちなみに、知念里奈さんの旦那さんだそうです。
あの水卜麻美さんが、あまりフォローに出ることもなく、井上さんにお任せされている様子を見て、こちらも安心して見る事ができました。
ゲストに、ヒカキンさん、アンタッチャブルの柴田さん、ファーストサマーウイカさん、カレンさん、出川さんがでておられましたが、皆さん、しっかり感想と笑いも入れながらコメントされていて、見てて気持ちよかったです。
出川さんは、相変わらず場を和ますのがお上手で、時間の繋ぎにダンスを披露されてましたよ(笑)
審査員は、TAKAHIROさん、KENZOさん、kazukiさんは、SKY-HIさん、倖田來未さん、仲宗根莉乃さんと、特別審査員としてYOSHIKIさんが出ておられました。
皆さんダンス界では、知らない人はいないくらいすごい方たちです。
特に、TAKAHIROさん、KENZOさん、kazukiさんは、今、世界で活躍されている方たちです。
審査後、解説を求められたら、作品全体の構成や、躍り一つ一つの細かい動きでまで分析力し、ここがすごくうまく出来ていて良かったとか、後、ここをもう少しこうした方がとか、的確なアドバイスまでされているのをみて、さすが、世界レベルは違うなと感動しました。
皆さんがご存知のYOSHIKIさんは、大変感受性が豊かな方で、時折、声を震わせ、涙しているのをみて、繊細な方なんだなと感じました。
XJapanでドラムをむちゃくちゃしているイメージがあったので、とても意外でした。
ダンスの良さって
社交ダンスのSotaさんがおっしゃっておられました。
「ダンスって楽しいんですよ。皆さんにも知ってもらいたい。」
本当にそうだと思います。
踊るって楽しいです。そして見るのも楽しいです。
また、踊っている人が、言葉ではなく、体全体の表現で、何かを伝えようする。
それが、楽しさなのか、せつなさなのか、苦しみなのか。
その気持ちが見ている私たちの心に伝わった時、感動を覚えます。
私はこの番組で、何度も涙が出ました。
踊っておられる方たちの気持ちが伝わってきました。
この日の為に、並々ならぬ努力をして来られたんだと思います。
「ありがとうございます」とお礼が言いたい。
また来年も企画して欲しい番組でした。

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